ワタリガニは日本ではよく『ガザミ』と呼ばれています。
日本ではあまり食べるイメージはないですが、最近はパスタ料理などでもワタリガニが使われていますね。
近年では食用のカニとして注目されているため、乱獲されて減っているそうです…
今回はそのワタリガニの旬の時期や販売値段の相場について深掘りしていきます。
ワタリガニの生態
ワタリガニはいわゆる一番後ろの第5脚が平たい形をした『遊泳脚』になっています。
この脚を上手く使うことで海の中を早く泳ぐことができるため、『ワタリガニ』と名前についたのかもしれませんね。
比較的大型のカニに分類され、甲幅は15cmを超えるものもいます。
日本ではワタリガニの仲間でイシガニやベニツケガニなどがよくみられますね。
ワタリガニの生息地
日本でも代表的なワタリガニのガザミであれば、北海道から台湾まで幅広い海域で分布しています。
波が穏やかな内湾の水深30mほどの砂泥底に生息しています。
ワタリガニの食性
ワタリガニの仲間はかなり肉食性が強く、小魚やゴカイ、貝類を率先して捕食します。
よくワタリガニがシャコと戦っている動画とかありますからね 笑
ワタリガニの旬の時期
Sponsored Link
旬の時期についてですが、ワタリガニは基本的に一年中美味しく食べられます。
ただ、オスのカニについては夏から秋ごろはあまり味噌が入っていない場合があるので、味噌好きにはちょっと物足りないかもしれません。
しかし、オスガニは大きい上にこの時期に身が詰まっているので、身が好きな人にはたまらない逸品です。
なので自分が美味しく味わいたい部分によって食べる時期を変えるというのがワタリガニを美味しく食べる秘訣ですね。
ワタリガニの販売価格と値段相場
ワタリガニは海産性のカニの中でも古くから食用のカニとして知られているカニです。
販売価格・値段相場については1匹100g程度のものであれば、200~400円程度で取り扱われています。
タラバガニなどに比べれば非常に安いですが、とても美味しいですね。
殻も薄いので脱皮直後のカニ『ソフトシェルクラブ』という名前で唐揚げにされた丸ごと食べるタイプのものも出回っています。
安価で美味しいという点では最も食べやすいカニと言えますね!
まとめ
・ワタリガニは五番目の脚が遊泳脚という泳ぎやすい脚の形をしているのが特徴
・旬の時期はなく食べる時期によって特定の部位が美味しいタイミングがある
・値段相場は100g以下のカニ1匹200~400円程度
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
タラバガニはカニでない!?
タラバガニはヤドカリの仲間なの?カニじゃないのになぜカニって言うの?
Sponsored Link
海の幸好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!