イセエビというと高級食材として有名なエビですね!
大きい上にうまいので一度見たり食べたりすれば印象に残りやすいのも、有名な理由かもしれません。
フォルムや外殻がカッコいいですからね。
今回はイセエビの旬の時期や値段相場について深掘りしていきます!
イセエビの生態
イセエビは体長20-30cmほどの大きさで重さは1kgにもなります。
エビというと一般的には小さいイメージがあるので、最初見た時はびっくりすると思います…笑
体色は全身暗い赤色ですが、極々稀に青いものも存在するそうです。
ぜひ一度見てみたいですね!かっこよさそうです!
また、第二触覚が太くて頑丈であることもイセエビの特徴になります。
イセエビの生息地
イセエビは房総半島から南は台湾までの西大西洋沿岸と九州、朝鮮半島南部にのみ分布します。
『イセエビ』という名前が付いていますが、千葉の方でも取れてしまうのがちょっとおもしろいですね!笑
昔から日本で食用されていることもあり”鎌倉蝦”、”具足海老”などの別の名前でも呼ばれていました。
伊勢海老と付いているのは主要な産地であったことと、イソエビがイセエビに変わってそう呼ばれるよになったと考えられています。
イセエビの食性
イセエビは大きな体をしていることもあり、肉食性で貝類やウニをなどを主に捕食します。
また、環境によっては海藻を食べることもあるそうですね。
いかつい見た目・風貌していますが、イセエビはよく他の生き物に捕食されます。
代表的なのは人間ですが、サメやイシダイ、タコ、イカなどが天敵です。
しかし、ここで面白いのがイセエビはウツボと共に生活してタコから守ってもらう手法をとっているということです。
イセエビを狙ってタコが近づいてくるのですが、それをウツボが捕食することでイセエビが守られる双利共生関係が成り立ちます。
そのため、ウツボはエサにありつくためにイセエビにくっついて行動していることもあるそうです!笑
ぜひ観察してみたいですね^^
イセエビの旬の時期
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イセエビは高級食材であり、貴重な水産資源であることから禁漁期間が設けられています。
5月から8月の間は繁殖期・産卵期は漁師でも禁漁期間なので獲ってはいけません。
そのため、旬と言えるのは漁期でもある10月から4月です。
産卵期は卵にエネルギーを分けてしまうので身が細くなる上に味も落ちます。
それに対し、漁期のイセエビは繁殖に向けてエサを大量に摂り始めるので身が詰まっていて美味しいみたいですね!
イセエビの販売価格や値段相場
イセエビは大きさや傷モノなどによって値段が大きく変わります。
印象としては600g以上になると一尾で1万円を超えてくることが一般的ですね。
300g程度の小さなものは4,000円ほどで買えたりもします。
傷物や髭が折れていたりすると1kgで2000円程度で取引されていることもあります。
高級食材ということもあって中々手を出せないですが、一度は極上のイセエビを食べてみたいですね!笑
まとめ
・イセエビは体長20-30cmほどの大型のエビで古くから日本で食材として親しまれている
・イセエビの旬は漁が解禁される10月から4月の間
・値段相場は600g以上のもので1尾1万円、300gと小柄のものは4000円程度
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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