ケープペンギンの生態や性格は?最大身長など大きさや赤ちゃんについても

「ペンギンは寒いところの生き物だから、南極にしかいないのでは?」と考えている人、少なくないのではないでしょうか?

ペンギンは南半球にしかいないものの、南極のような氷の世界だけではなく、比較的温暖な南アメリカ大陸やアフリカ大陸にも生息しているんです。

今回は、アフリカ大陸に生息する代表的なペンギン、ケープペンギンの生態性格最大身長お赤ちゃんを紹介していきます。

 ケープペンギンの生態

ケープペンギンは鳥綱ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属に分類されるペンギンです。

アフリカ大陸の南部、南アフリカ共和国からナミビア共和国にまたがる沿岸に生息しています。

そのため、「アフリカペンギン」という名前で呼ばれることもあります。

背中やフリッパー、目の下から顎にかけての顔全面は黒、腹部や側頭部は白色です。

胸部には黒い1本のラインが入りますが、この模様はフンボルトペンギンとよく似ています。

脚の色は大部分が黒いことから、「黒足ペンギン」と呼ばれることもあるんです。

餌は小さなイワシなどの魚類を中心に、イカやタコなども捕食します。

繁殖地ではコロニーをつくって生活します。

地面を掘ったり、石を積み重ねるなどして巣穴をつくり、子育てを行います。

他の多くのペンギン類同様、個体数の減少が進んでおり、絶滅が心配されている動物です。

なかでも心配されるのが、ヒトの生活や環境破壊から受ける影響。

南アフリカ共和国のケープペンギン生息域には都市部に近い場所もあり、ヒトの生活から大きな影響を受けることがあるんです。

特に、タンカーや石油工場などからのオイル漏れが起こり、大量のケープペンギンが被害にあう事件がたびたび起きています。

 ケープペンギンの性格

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ケープペンギンの性格は一般的に「攻撃的」だといわれます。

外敵をみなした相手にはくちばしで噛みついたり、フリッパーではたくなどの攻撃を仕掛けます。

自分よりずっと大きなヒトに対しても、臆することなく攻撃してきます。

ケープペンギンの大きさ

ケープペンギンの大きさは、ペンギンの仲間全体の中で見ても「中くらい」といえるサイズです。

体長は平均して70㎝ほど、体重は2~4㎏ほどになります。

ヒトの赤ちゃんが生後半年ほどで70㎝ほどの大きさに成長しますので、人間の大人が抱き上げられるくらいの体の大きさですね。

 ケープペンギンの赤ちゃん

生まれたばかりのケープペンギンのヒナは、全身が濃い茶色のふわふわした羽毛におおわれています。

大人のような黒い胸部のラインなどの特徴は、成長するまで見られません。

生後すぐはヒトの片手に軽々と乗ってしまうほどの大きさしかなく、体重も70gほどです。

生長のスピードが速く、1週間程度で体重は何倍にも増えます。

自然界では幼いうちに鳥などの外敵に狙われることも少なくありません。

生後1か月ほどすると、繁殖地のヒナは1か所に集まり「クレイシ」という集団をつくります。

クレイシでは身を寄せ合って外敵に備えるだけでなく、1つの団子状態となることで体温の低下を防ぐことができます。

まとめ

・ケープペンギンはアフリカに生息するペンギンで「アフリカペンギン」という名前で呼ばれることもある

・ケープペンギンの性格は一般的に「攻撃的」だと言われている

・ケープペンギンは中くらいのペンギンで体長は平均して70㎝、体重は2~4㎏ほど

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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