海の魚に少し詳しければカサゴという魚の名前を知っている人は多いと思います。
また背びれに毒があることも有名ですね!
カサゴにも色々種類がいますが、今回は”カサゴ”という種類の魚の毒、刺された時の症状や処置について深掘りしていきます。
カサゴの生態
カサゴは成魚だと全長30cmほどになります。
体全体バランス的に頭が大きく『笠を被っているように見える』ことから”笠子(かさご)“と呼ばれるようになったと考えられています!
もう一つ模様が皮膚が爛れたように見えるということから『皮膚に瘡蓋(かさぶた)ができた魚』という意味でカサゴと付いた説がありますね。
少し体の色に個体差があり、赤いものもいれば褐色が強い個体もいます。
カサゴの生息地
カサゴは日本であれば北海道南部から沖縄まで生息しています。
世界的にみればフィリピンまで生息するのでかなり幅広い海域に生息する魚といえますね!
海岸の近くから深海域の水深200mの岩礁にも生息しています。
夜行性なので昼間は物陰でじっと隠れていることが多いですね。
カサゴの食性
カサゴは肉食魚でゴカイ類や小型の甲殻類、小魚を捕食します!
夜になると餌を探して泳いでいる姿を見ることができます。
カサゴの毒は強いの?
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オニカサゴは毒があることはよく注意されますが、“カサゴ”にも背びれに微量ながら毒があります。
“カサゴ”という種類であればほとんど刺されても、それほどどうこうなるものではありません。
それと体に毒があるわけではないのでカサゴは美味しく食べることができます!
ただ、カサゴと言ってもいろんな種類があり、似たりよったりなので見極めが難しいです…
もしも、刺されて痛みを感じる場合は処置・対処をする必要があります。
カサゴ類に刺された時の対処法
カサゴの仲間には棘に毒を持っている種類も多いです。
ハオコゼやミノカサゴ、オニカサゴ、オニオコゼなど代表的ですね。
毒棘に刺されると強い痛みを伴い、患部が腫れます。
刺されたらキズができることがほとんどなので、患部を水で洗い流すようにしましょう。
また、痛いですが傷口の周囲を押して毒をできるだけ体外に絞り出します。
カサゴ類の毒はタンパク質で構成されているものがほとんどなので、熱すぎないお湯で患部を温めると毒を失活させることができます。
刺された後に応急措置ができたら、万が一に備えて病院に掛かるとべきですね。
知らずに刺された人を目の前で見たことがあるので、触っちゃいけない魚の見分けは付いたほうが良いと思いますね。
まとめ
・カサゴは頭が大きい姿が笠を被っているように見えるからカサゴと呼ばれる(一説)
・”カサゴ”という種類の魚はほとんど微毒だが、カサゴ類の魚は強力な毒を保有するものが多い
・毒棘のある魚に刺されたら応急措置をして病院に掛かりましょう
最も恐ろしいカサゴ類
オニダルマオコゼの毒成分の種類は?刺されたら血清を使うの?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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