オニカサゴの毒性と成分は?刺されたときの対処法についても

オニカサゴは美味しい高級魚として知られています。

旅館などで提供されたオニカサゴ料理に舌鼓を打った経験がある方もいるのではないでしょうか。

その一方で、背びれを中心に毒がある危険生物としても有名です。

ここでは美味しい毒魚であるオニカサゴ生態毒性刺された時の対処法についてご紹介していきます。

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オニカサゴの特徴・生態

オニカサゴはカサゴ目フサカサゴ科に属する海水魚です。

魚体は体高が低くて体に対して大きな頭部を持ち、目と目の間隔が狭くて窪んでいることが特徴的です。

体色は赤色から赤褐色をしており、体全体に暗色の斑点が不規則に入ります。

体表は細かな鱗で覆われており、「皮弁(ひべん)」と呼ばれる突起物が数多く見られます。

体長は25cmほどですが、本種は成熟までに長い年月を要するので、20cmに満たない個体は釣りあげてもリリースするのが基本です。

また、背びれ・腹びれ・尻びれの各棘に強い毒を持つので取り扱いには注意が必要です。

オニカサゴの分布・生息地

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生息地としては伊豆諸島、千葉県以南から九州南部にかけた太平洋沿岸部、並びに秋田県以南から九州北部にかけた日本海沿岸部。

加えて、朝鮮半島南岸部や香港から台湾にかけて分布しており、琉球列島には生息してません。

浅場から水深約200mまでの岩礁帯や砂泥地に生息する底棲魚で、遊泳性は高くありません。

普段は海底に身を潜めて、餌となる小魚や甲殻類を待ち伏せて捕食しています。

年間を通して漁獲されていますが、流通量は少ない高級魚です。

オニカサゴは美味しい魚で、特に肝は絶品です。アラからも良い出汁が取れるので、煮つけや味噌汁、鍋物の具材として親しまれています。

オニカサゴの毒性・毒の成分

オニカサゴのひれの棘は毒針のような作用をし、刺さると棘の先から毒液が流れ込む仕組みになっています。

この毒はオニカサゴが死んでも残存するので、釣り上げた後や調理の際に取り除いた棘は慎重に取り扱いましょう。

小さな子供やペットがいたずらをして万が一、突き刺さると大事に至る危険があります。

オニカサゴの毒の種類はタンパク質性毒素です。

毒棘が刺さってしまうと、その瞬間から患部に強い痛みが生じ、熱を持ち腫れ上がります。

また、重症化すると呼吸困難や心臓衰弱にまで至る可能性がある強力な毒であることが知られています。

オニカサゴに刺された時の対処法

オニカサゴに刺された時は、まず傷口を綺麗な水で洗い雑菌などが入らないよう清潔にしましょう。

次に、患部の周辺を圧迫し可能な限り体内から毒を絞り出します。

この時、刺さった棘が皮膚に残っていた場合は、ピンセットなどで慎重に取り除いてください。

それから、お湯を用意して海水などで火傷をしない程度にまで温度を下げて患部を加温します。

オニカサゴの毒は前述した通り、タンパク質に由来するものなので熱に弱い特徴があります。

加温して毒を構成するタンパク質を変質させてしまえば、失活させつつ体内での拡散を防ぐことが可能です。

ここまでの処置をすれば痛みも和らぐと思いますが、あくまでも応急処置なので最終的には病院で医師の診察を受けてください。

また、応急処置の方法を知っておけば万一の場合も落ち着いて対処できますが、刺されないに越したことはありません。

釣りや調理の際にオニカサゴを扱うときは、「バス持ち」と呼ばれる口を持つ方法でひれに触れないようにし、ひれを取り除くときは厚手の手袋などの保護具を用いた方が良いでしょう。

まとめ

・オニカサゴは体高が低くて体に対して大きな頭部を持ち、目と目の間隔が狭くて窪んでいることが特徴

・オニカサゴの毒性は強く、成分はタンパク質性の毒素

・オニカサゴに刺された場合は最終的には病院で医師の診察を受けるべき

カサゴは毒があるけど食べられる?刺された時の症状と処置方法は?

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