カワハギの生態と旬の時期は?販売値段の相場はいくら?

カワハギは食用ならびに観光資源としても重要な水産資源です。

味はフグに匹敵すると言われ、特に旬の時期の肝は大変重宝されています。

お酒のおつまみとしてもなじみ深い、カワハギの実態について迫ってみたいと思います。

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カワハギの特徴・生態

カワハギはフグ目カワハギ科に属する海水魚で、成魚の体長は25cm前後。

鱗は小さな棘状になっており、外皮が厚くザラザラしています。

この皮は手で簡単に取り除くことが可能で、一般的に調理の際に皮を剥ぐことから命名されました。

魚体は強く側扁しており、体色は淡灰色から灰褐色。

体に不規則な暗褐色の班が入り、個体によっては縞模様に見えることもあります。

第二背びれと腹びれが比較的大きく、尾びれは扇状です。

第一背びれは棘状で目の上あたりに配置され、危険を感じたときはこの棘を立てて威嚇します。

 

カワハギの食性は肉食で、貝類や甲殻類、多毛類などを捕食しています。

砂底に隠れている獲物は、海水を口に含んで勢いよく砂に噴射することで見つけ出します。

口は小さいものの先端に丈夫な歯を持ち、貝殻や甲殻類の外殻など、硬いものでも噛み砕いて捕食可能です。

産卵期は5~8月で、釣りの対象としても人気の魚種です。

水中に静止するように器用に泳いぎ、餌だけを持っていくことから、「餌取り名人」の異名を持ちます。

カワハギの生息場所

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カワハギは北海道以南の日本海・太平洋から東シナ海にかけて幅広く分布しており、暖かい海を好むため、南に行くほど数が多く見られる傾向にあります。

生息域は沿岸部の浅場から水深100mまでの岩場と砂地が混在する場所です。

幼魚の頃は浅場の海藻帯などで生活し、成魚になるにつれ沖合へと生活の場を移動していきます。

カワハギの旬の時期

カワハギの旬は10~1月と言われています。

カワハギは秋になると、冬に備えて餌を多く摂り肝臓に栄養を蓄えます。

そのために肝臓が大きくなり、蓄えた脂肪分によって味も濃厚で旨味が強く、「海のフォアグラ」と呼ばれるほどです。

この時期のカワハギは肝の大きさで値段が決まり、肝が大きい天然物の活きカワハギは高級魚と化します。

一方で、肝臓が発達すると身が痩せて、味が落ちてしまうことが知られています。

身を楽しみたいのであれば産卵を控えて身に脂がのっている夏頃が良いでしょう。

カワハギの身は歯ごたえのある白身で、ちり鍋や刺身など様々な調理法と相性が良く親しまれています。

カワハギの販売値段・価格相場はいくら?

カワハギは干物を含めると年間を通して安定した価格で流通している魚ですが、活魚は季節により市場価格の変動が大きい魚です。

東京都中央卸売市場日報の統計情報によると、2017年におけるカワハギの市場価格は、5月に最低平均価格585円を記録した一方で、旬である10月には最高平均価格1253円を記録しました。

私たちが購入できる末端価格としては、20cm前後のカワハギ1匹あたり3000~4000円が相場です。

年間を通じて水揚げされ養殖もされているものの、味が良い魚として需要が多いため、季節に限らずそれなりの値段で取引されています。

まとめ

・カワハギはフグ目カワハギ科に属する海水魚

・カワハギの旬の時期は秋から冬に掛けて栄養を蓄える10~1月頃

・カワハギの販売値段の相場は20cmのものが1尾で3000~4000円程度

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