ゴンズイは趣味で釣りをする人はもちろん、シュノーケリングが好きな人は必ずと言っていいほど見たことがあると思います。
身近な魚ですが、毒があることも非常に有名です。
ゴンズイを釣った後に針をはずそうとして毒棘に刺されてしまうということが多々あります。
今回はゴンズイの毒や刺されてしまった時の対処法・治療法ついて深掘りしていきます。
ゴンズイの生態
ゴンズイは海水魚でありながら、ナマズの仲間で大人になるとナマズそっくりな見た目になります!
見た目や姿形は可愛らしいのですが毒魚なんですよね…。
体長は10~20cm程度で全体的に茶褐色をしており、頭部から尾にかけて2本の黄色い線があるのが特徴的です!
幼魚のころはこの黄色い線が明瞭でとても目立ちます。
さらに幼魚の頃には群れになって『ごんずい玉』と呼ばれる集団行動をとります。
個人的にはこの群れを見つけるとほっこりします!笑
この頃から毒を持つ魚ですが非常に臆病で、こちらから近づくと逃げていきます。
ゴンズイの生息地
基本的に浅場におり、岩礁や防波堤の周辺でよく見られますね。
ゴンズイは夜行性なので夜釣りなどしているとすぐに針に食いついてきます…
日本では本州から沖縄の海で観ることが可能です。
他にもミナミゴンズイという種類は九州、沖縄で見られるようです。
ゴンズイの毒の種類と症状
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ゴンズイの背びれと胸びれには“第一棘条”という毒棘があります。
毒の種類ですが成分はタンパク質であるため、加熱をすれば毒は失活します。
ただ、この毒はゴンズイが死んでいる状態でも残っているため、死骸も触らない方が吉ですね…。
症状については刺されると激痛が走り、患部が腫れ上がります。
あまり危機意識がない人が多いですが、過去にはゴンズイの毒で人が死亡した例があります。
重篤な場合は刺された患部が壊死してしまうことも…。
ゴンズイに刺されたときの対処法
刺された時にその場でできることとして、患部を水洗いして毒を搾りだすと良いです。
可能であれば火傷しない程度のお湯を用意して、患部をお湯に浸けると痛みを抑えられます。
ただ、最悪の場合は命に関わる可能性も0ではないので、刺された場合は必ず病院に掛かるようにしましょう。
まとめ
・ゴンズイは本州から沖縄の浅い海で見られる夜行性のナマズの仲間
・ゴンズイの毒の成分はタンパク質のため、熱で失活させることが可能
・刺された時の症状は激痛と患部の腫れ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
猛毒魚のオニダルについてはこちら!
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