キタマクラという魚を知っていますか?
釣りでは釣り糸を硬い歯で切ってしまうので釣り人からは嫌われています。
おまけに毒を持っており、食べることもできないので完全に厄介者ですね^^;
私は名前が個性的な魚で結構好きなんですけどね!笑
今回はそんなキタマクラの毒性や名前の由来について深掘りしていきます!
キタマクラの生態
キタマクラは大きさは最大でも13cmほどのフグの仲間です。
体は楕円形で2本の暗色の縦縞が入ります。
繁殖期になるとオスは青い模様(婚姻色)が出てきます、
日本では福島県以南の浅海の岩礁や藻場で見ることができます。
地方によっては食べる習慣があるようですが、有毒のため基本的に食用とはみなされていません^^;
雑食性で藻を食べることもあれば棘皮動物、軟体動物も食べます。
何でも食べるので釣り餌にも果敢に食いついてきます!
それで釣り糸を切られてしまうんですよね…笑
キタマクラの毒
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フグの毒は主に肝にあると言われていますが、キタマクラは腸と肝、皮膚に毒があります。
無毒とされているのは卵巣と筋肉ですが、小型のフグなのでほぼ全身毒があると考えてもあながち間違いではないです。
部位によって毒の強さが違い、皮膚には強い毒が含まれているので注意が必要ですね。
キタマクラの名前の由来
亡くなった人を寝かせる時は頭を北に向けますね。
このことを”北枕“というのですが、死を忌むことから縁起が悪いこととされています。
キタマクラの名前の由来は“キタマクラを食べるとすぐ死んでしまう”ということからその名前がついたそうです!
こう言う和名の付け方には毎回関心させられますね。
死を想起させる言葉を敢えて名前にすることで注意を促しているような印象です。
子どもの頃に水族館で見たキタマクラの名前が忘れられなかった記憶を思い出します。
まとめ
・キタマクラは海水魚で小型のフグの仲間
・キタマクラの毒は腸や肝、皮膚に含まれている
・名前の由来は食べるとすぐに死んでしまうことからその名がついた
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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