ハオコゼの生態と毒性は?毒の成分と刺された時の対処法

ハオコゼは磯にいる危険生物の代表格で、毒を持つ棘に刺される人が後を絶ちません。

刺されると強い痛みをともない、磯でのレジャーが台無しになりかねないので注意が必要です。

ここではハオコゼ生態毒性刺された時の対処法などについてご紹介します。

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ハオコゼの特徴・生態

ハオコゼはカサゴ目ハオコゼ科に属する海水魚の1種です。

魚体はやや側扁し、額が少し張り出しており、体長は最大で10cmほどです。

体色は個体差が大きく、赤色、灰色、褐色などを基調に茶褐色や暗褐色の斑点が入ります。

背びれの棘の数は14~15本で、2本目か3本目が最も長くなります。

背びれと胸びれ、尻びれの棘には毒があるので、刺されると危険です。

 

ハオコゼは国内では青森県から九州南部の日本海側と太平洋側の沿岸部に、国外では朝鮮半島南部から中国、台湾にかけての沿岸部に分布しています。

比較的浅い岩礁帯や海草帯に生息しており、潮溜まりに取り残されている様子を普通に見ることが可能です。

強力な毒で身を守っているせいか、小型魚にしては警戒心が薄く泳ぎも緩慢なので、磯でのレジャー時などに気が付かずに接触して刺されてしまうケースはよく耳にします。

 

ハオコゼは昼間は物陰に身を潜めていますが、夜になると餌となる小型の甲殻類を求めて活動する夜行性です。

産卵期は6~8月頃で、夕暮れ時にペアが中層まで泳いでいき、それぞれ放精・放卵することで繁殖が行われます。

一般的には食用としませんが、地域によっては唐揚げや味噌汁、鍋物の具材にして食されています。

 

ハオコゼの毒性・毒の成分

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ハオコゼの背びれ、胸びれ、尻びれの棘には毒腺が付いており、刺されると毒液が注入される仕組みになっています。

この毒液はハオコゼが死んでも残るので、死骸にも注意が必要です。

毒の成分はタンパク質性の毒素であることは分かっていますが、具体的にどのようなタンパク質が強毒性を発揮しているかについてはまだ解明されていません。

ハオコゼに刺されると患部が腫れあがり痺れや強い痛みが生じ、重症化すると吐き気や嘔吐、腹痛や呼吸困難に陥る場合もあります。

ハオコゼに刺された時の対処法

ハオコゼに刺された場合は、まず患部を洗って清潔にして、細菌などによる2次感染を予防します。

この時、刺さった棘が折れて患部に残っていた場合は、ピンセットなどで取り除いてください。

次に、患部を圧迫して毒をできるだけ絞り出します。

 

蜂などに刺された時に用いられるポイズンリムーバーを使用することも効果的なので、磯などの刺毒を持つ生物がいる場所に行くときは携帯すると良いでしょう。

最後に、火傷しない程度に冷ましたお湯を用意して患部を浸します。

ハオコゼの毒はタンパク質性のもので、熱に対して不安定であることが分かっています。

そのため、加熱してタンパク質を変質させてしまえば、失活させることができるのです。

45℃前後のお湯に30~90分間、患部を浸しておくと痛みもだいぶ和らぐと思います。

しかし、痛みだけでなく吐き気や呼吸が苦しいなどの症状がある場合は、速やかに医療機関で診察を受けてください。

まとめ

・ハオコゼは強力な毒で身を守っているせいか、小型魚にしては警戒心が薄く泳ぎも緩慢

・ハオコゼの毒の成分はタンパク質性の毒素であることは判明しており、重症化することもある

・ハオコゼに刺された場合は応急処置をして、吐き気や呼吸が苦しいなどの症状が出たら医療機関へ行くべき

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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