ウミウシは『海の宝石』と言われるように、キレイな生き物として有名になりましたね!
見つけ方さえ知っていれば、比較的簡単に見つけられます。
ただ、キレイなだけあってウミウシには毒を保有している種類もいるんです。
今回はウミウシの毒や食べられるかについて深掘りしていきます!
ウミウシについて
『ウミウシ』という呼び名はかなり曖昧な名前で、地域などによって指す意味が違います。
巻き貝の仲間で貝殻が退化・縮小・埋没したものを表すのが一般的ですね。
今回こちらで紹介するウミウシは和名に『ウミウシ』とつくものに関して紹介していきます。
ウミウシの毒の毒性は?
ウミウシは有毒な生物を食べることで体内に毒を蓄積している種類も多いです。
そのため、あのキレイな体色は毒を持っていることを伝えるための警告色だと考えられています。
また、ミノウミウシという種類の仲間は刺胞動物を食べて、その刺胞毒を背面に保存して身を守るために利用します。
これを刺胞を盗むと書いて『盗刺胞(とうしほう)』と言うそうです。
※こちらのミノウミウシの触手のような部分に刺胞が保存されています。
ただ、磯観察よくミノウミウシを捕まえますが、人に害があるようなものとはまだ遭遇したことはありません。
幻想的なウミウシとして有名なアオミノウミウシと言う種類は猛毒のカツオノエボシを食べるので、危険だと言われています。
なので通常磯遊びで見られるウミウシについては、危険な種類のウミウシはいないと考えても大丈夫だと思います!
不安な場合は触らないようにしたほうが吉ですね。
また、磯観察で見られたウミウシたちの動画がこちら
ウミウシは食べられるの?
Sponsored Link
ウミウシは毒を蓄積しているものも多いので、基本的には食用に適していません。
恐らく自然下でも魚などの捕食者はウミウシを食べないと考えられます。
アメフラシをウミウシの仲間とするならば食用にしている地域はあります。
ただし、アメフラシが毒を持つ海藻類を食べている場合は毒を蓄積させている可能性があるので注意が必要です。
気になる味ですが、ほとんど味はしないと言われています。笑
食感はコリコリしていてナマコに近いそうですね。
まとめ
・ウミウシは食べているエサから毒を蓄積させている種が多い
・ミノウミウシは刺胞動物の毒を再利用する
・ウミウシは基本的に食用には向かないがアメフラシは食べる地域もある
世界最大のウミウシ!
ミカドウミウシの大きさはどれくらい?餌があれば飼育できるの?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Sponsored Link
海の幸好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!