トドの生態と生息地は?名前の由来と寿命についても

皆さんは水族館でトドを間近に見たことがありますか?

その巨大な体と、肉食獣が吠えるような大きな鳴き声を目の当たりにすると、迫力に気圧されそうになってしまいます。

そんなトドの生活を詳しく知っている方は少ないと思います。

今回はトド生態名前の由来寿命などについてを紹介していきます。

トドの生態

トドは哺乳綱食肉目アシカ科に分類される生き物です。

トド属にはトドしか分類されておらず、1種で1属を形成しています。

同じ鰭脚類のアシカやアザラシとは異なり、体には淡い黄色から濃い茶色の毛皮をまとっています。

大人のオスでは首回りにたてがみのような長い毛が生えることがあります。

そのためか、トドの英名は「sea lion (海のライオン)」というんです。

オスは体長が3m前後、体重は1000㎏ほどにまで成長します。

一方、メスはオスよりもやや小さく、体長は2.5m前後、体重は260㎏ほどです。

普段は群れをつくり、集団で生活します。

6月ごろの繁殖期には、オス1頭にメス複数頭からなる特別な群れ、ハーレムを形成して暮らします。

オスは自分のハーレムにいる複数のメスと交尾し、ほぼ丸一年の妊娠期間の後、メスは子どもを1匹だけ産み落とします。

トドの生まれたばかりの赤ちゃんは体長が1mほど、体重は約20㎏です。

メスであれば生後5年ほど、オスであれば生後4年ほどで子どもをつくれるようになります。

オスは生後10年ほどで自分のハーレムをつくるようになるのです。

一時はその数を大きく減らし、絶滅危惧種に指定されていますが、保護対象となってからはその数はやや回復傾向にあるといいます。

トドの生息地

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トドはオホーツク海、日本海、北太平洋、ベーリング海といった、北半球の海に生息しています。

餌をとる必要があるため、海岸からそれほど離れずに暮らしている生き物です。

日本国内では北海道への上陸や、その沿岸への回遊が確認されています。

トドの名前の由来

「トド」という和名はアイヌ語の「トント」に由来するといわれています。

トントとはなめし皮(柔らかく加工された動物の皮)を意味する言葉です。

アイヌとトドの関係は深く、トドに関するさまざまな物語や言葉がアイヌ文化に見られます。

トドの肉や油を利用したほか、「トドをだまして肉をとる」という民話もあるようです。

また、アイヌ語で「カムイ」(神さまの意)というと、北海道の多くの地域ではクマを指しましたが、樺太西部の海岸周辺ではトドを指したといいます。

トドの餌について

トドは肉食性で、ホッケ、シシャモ、スケトウダラなどの魚類や、イカ、タコなどの軟体動物を好んで食べます。

人が好んで食べる魚介類は、トドも大好物なのです。

そのため、特に北海道周辺では上記のような魚を捕るための網をトドが破壊し、魚が食べられてしまう被害が発生しています。

一方でトドは絶滅が心配される哺乳類であることから保護の必要性も訴えられており、問題の解決は難しくなっています。

トドの寿命はどれくらい?

トドはオスよりもメスの方が長生きする傾向にある動物です。

自然環境下の場合、トドの寿命はオスが約18年、メスが約30年といわれています。

まとめ

・トドは体には淡い黄色から濃い茶色の毛皮をまとった鰭脚類の仲間

・ 「トド」という和名はアイヌ語の「トント」に由来すると考えられている

・自然環境下の場合はトドの寿命はオスが約18年、メスが約30年

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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