ムラサキオカヤドカリの飼育方法と餌は?販売値段はいくら?

近年一人暮らしの人や、犬や猫がおうちで買えない人に人気が出ているペットに「ヤドカリ」がいます。

貝殻を背負ってゆっくりと歩くその姿はとてもユーモラスです。

ヤドカリといえば海の生き物ですが、陸上で暮らすオカヤドカリは飼育しやすいのでよりおすすめできます。

今回は、オカヤドカリの中でも鮮やかな紫色が美しいムラサキオカヤドカリ生態飼育方法販売値段について深掘りしていきます。

ムラサキオカヤドカリの生態

ムラサキオカヤドカリはエビ目オカヤドカリ科に属しているヤドカリの一種です。

オカヤドカリは全世界でも15種類ほどが確認されているのみで、日本国内ではムラサキオカヤドカリのほか6種類が分布しています。

なお、現在国内にいるオカヤドカリの仲間はすべて天然記念物に指定されていますので、見つけても捕まえてはいけません。

沖縄では許可を受けた特定の業者だけが捕獲を許されており、ペットとしても流通しています。

うっすらと紫がかった体色が美しく、近年人気がでてきているヤドカリです。

 

一般的なヤドカリはほとんどを海中で過ごしますが、オカヤドカリの仲間はその名前の通り、陸上で生活をする変わった生き物です。

陸上で呼吸ができるようになるなどの進化を遂げていますが、殻の中には少量の水を貯えており、体の水分補給をしています。

 

その水の補充をする必要があることから、陸上暮らしとはいえ水辺に近い環境でなくてはいけません。

そしてムラサキオカヤドカリは基本的には夜行性です。

ムラサキオカヤドカリの飼育方法

オカヤドカリの仲間はペットとして人気が上昇しており、近年は飼育法についての情報も手に入りやすくなっています。

フタのある水槽や衣装ケースなどに砂を敷き詰め、水場を用意すれば飼育環境はおおむね完成です。

暖かいところに住む生き物ですので、地域や季節によってはヒーターが必要になります。

 

20度以下になると動きが鈍くなり、15度以下では死んでしまう可能性が高くなるため、温度管理には注意する必要があります。

体は脱皮を繰り返して大きくなっていきます。

成長する家庭で少し大きな貝殻へ引っ越しをしますので、そのための貝殻も用意してあげなくてはなりません。

 

ヤドカリを扱うペットショップでは大小さまざまな貝殻が販売されており、デザイン性の高いものも登場してきています。

寿命は10年以上といわれていますので、飼育を始めたら長く付き合うことができますよ。

ムラサキオカヤドカリの餌

野生のムラサキオカヤドカリは果物や動物の死骸などを食べている雑食性です。

ペットとして飼う場合には魚や果物、野菜など色々なものを与えることができます。

近年のヤドカリのペットブームにより、ヤドカリ用のペットフードも登場していますので、迷ったらそれを与えるのもよいでしょう。

なお、オカヤドカリは小食で、一度にたくさんの量を食べることができません。

古い餌を放置しておくと飼育環境が悪化しますので、量の調節や食べ残しの掃除には気を配りましょう。

ムラサキオカヤドカリの値段

個体の大きさやどんな貝殻に入っているかなどによって値段が決まります。

小さい個体で貝殻もそれほど珍しいものでなければ200円ほどですが、大きな個体で人気のある貝殻に入っているものは1000円以上します。

自分の気に入った個体を見つけてみましょう。

まとめ

・オカヤドカリは比較的簡単に飼育できる上にペットとしての認知度も高くなっている

・ムラサキオカヤドカリの餌は魚や果物、野菜からヤドカリ用の餌などを与える

・ムラサキオカヤドカリの販売値段は数百円から千円程度

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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