ダンゴウオはその可愛らしい見た目から一時期はガチャガチャでマグネットが出たり、一躍人気を博していました。
テレビでも取り上げられることもあれば、写真集になったりもしていましたね。
そんなダンゴウオを飼育したいと思う人も多いようです。
今回はダンゴウオの飼育や値段、採集方法について深掘りしていきます。
ダンゴウオの生態
ダンゴウオ科の海水魚のほとんどは北極海を中心とした北半球の寒い海に分布しています。
そのため、寒い時期になると日本の磯にも南下してきます。
一般的に底生性のものが多く、吸盤状のお腹で岩に張り付いている姿がよく観察されるようです。
ダンゴウオの食性
ダンゴウオのは小さくて可愛らしい姿をしていますが、ゴカイ類や小さな甲殻類を食べます。
可愛い顔していても意外と獰猛だったりする生き物は多いですね。
ダンゴウオは飼育できるの?
ダンゴウオは可愛いので飼育してみたいという人は多いと思います。
しかし、ダンゴウオの飼育は一般的にオススメできません。
北の寒い海から来ている魚なので、夏場に水温を維持するのが難しいです。
実際に飼っている人もいるようですが、短期間で死んでしまっている印象を受けます。
中には数日だけ観察してリリースしている人もいますね。
採集する場所にもよりますが、水温は15~18度位を維持すると良いようです。
できるだけ長く飼育する場合はライブロックや砂を敷き、エサを取りやすいように隠れ家を用意してあげましょう。
また、お腹の吸盤でくっつけるような表面が滑らかなものもいれておくと良いですね。
ダンゴウオの販売値段
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ダンゴウオが販売されていることは稀ですが、値段は1万円以下くらいと言われています。
需要もそれほどない上に死んでしまう可能性が高いのであまり取扱いがないのかもしれませんね。
ダンゴウオの採集場所
ダンゴウオは採集したことがある人の経験を踏まえると基本的に12月~2月と寒い時期に磯で見つけている人が多いです。
私も一度千葉の海で観察したことがありますが、やはり海に行くのがしんどいくらい寒い時でしたね…
夜に見られることがほとんどで、多くの人が見つけていることから個体数は相当いるのだと思います!
その時捕まえた個体の動画がこちら
予期せぬ出会いだったので、この時は写真を撮るだけ撮ってリリースしました。
大潮の時を狙ってタイドプールを探せば長靴でも十分探すことが可能です。
まとめ
・ダンゴウオの仲間は北半球の寒い海に生息しているものがほとんど
・飼育はできるようですが、長期飼育はかなり困難
・ダンゴウオの採集は寒い時期の夜に磯に行くと見つけられる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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