ハブクラゲの毒性とその成分は?刺されたときの対処法

南北に長い日本は、流氷のやってくる北海道からサンゴ礁の広がる沖縄まで、バリエーションに富んだ海に囲まれています。

そんな日本近海は、様々なクラゲの宝庫だって知っていましたか?

冷たい海から暖かい海まで幅のある温度環境は、多種多様なクラゲをはぐくんでいます。

今回は、日本で見られるクラゲの中でも、「危険性No.1」との呼び声が高い「ハブクラゲ」についてご紹介します。

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ハブクラゲの生態

ハブクラゲはネッタイアンドンクラゲ目ネッタイアンドンクラゲ科に属し、熱帯から亜熱帯の海に生息するクラゲです。

日本では沖縄や奄美諸島の周辺、5月から10月に多く見ることができます。

傘の大きさは10㎝ほどと、比較的小さなクラゲですが、後述するように大変強力な毒をもっています。

四角い行燈のような体の刺胞からはそれぞれ7~8本の触手が生えていますが、この触手は長さが1m以上になることも少なくありません。

触手が長いうえに体が透明に近いことから、海水浴客が気付くことができずに刺されてしまうことがよくあります。

波の穏やかな磯や浅瀬にいることが多く、人が活動するビーチなどに現れることも、被害を増やす要因です。

ハブクラゲの毒性

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ハブクラゲの毒はとても強く、その危険性は日本周辺の海にいる毒クラゲの中でもトップクラスです。

触手に存在する刺胞という細胞に毒針が入っており、触れると毒針が発射されます。

刺さると大人でも声をあげてしまうような激しい痛みを感じ、患部はひどく腫れてみみず腫れになります。

数時間たつと刺された箇所には水ぶくれができ、半日ほどで細胞が壊死してくるのです。

人によっては、呼吸困難や意識障害が起き、最悪の場合死亡するケースもあります。

実際に、国内で数例の死亡事例が出ている、恐ろしいクラゲなんです。

子どもや体の弱い人では簡単に重症化してしまうことがあるため、特に注意が必要となります。

特に被害が多いのが7~8月にかけての海水浴シーズン。

美しい沖縄の海は多くの人を魅了しますが、危険な生き物がいる可能性があるということも頭に入れておきましょう。

ハブクラゲに刺されたときの対処法

海の中でハブクラゲに刺されてしまった場合は、まず冷静になって海から上がることが第一です。

急な激しい痛みにパニックを起こし、その結果おぼれてしまわないように気を付けなければなりません。

陸に上がったら刺された場所を確認し、ハブクラゲの触手が張り付いているようであれば、そっとはがしましょう。

この時、患部にお酢をかけると、残った刺胞から毒針が発射されるのを防ぐことができます。

逆に、患部をこすったり真水をかけたりすると、それが刺激となって毒針の発射を促してしまいますので、絶対にやめましょう。

痛みがひどいようであれば、患部を氷嚢などで冷やすと痛みが和らぎます。

触手が除去できたら、できるだけ速やかに医療機関を受診してください。

なお、クラゲに刺されたときの対処法として「お酢をかける」ことが有効なのは、ごく一部のクラゲです。

カツオノエボシなどの別の毒クラゲの場合、お酢を患部にかけることは症状を悪化させる可能性があります。

お酢による対処はあくまで「ハブクラゲの場合」だということを忘れないでください。

まとめ

・ハブクラゲはその生態から、海で刺される事故が起こりやすい

・ハブクラゲの毒性は大変強く、死亡例もある

・ハブクラゲに刺されたら、触手を除去し病院へ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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