“流氷の天使“などと揶揄されるように見た目が美しいクリオネですが、実はこの子達は貝の仲間なんですよね。
また、過去にスーパーで売られていたり、パチンコの景品になっていたりとと色々謎が多い生き物です 笑
そのため、飼ってみたいという方も少なからずいるようです。
今回はクリオネはペットとして飼育できるのか、その販売値段・価格などについて深掘りしていきます!
クリオネの生態
先程少し話したようにクリオネは巻き貝の仲間になります。
“クリオネ”という名前が一般的によく知られていますが、正式名称は”ハダカカメガイ”です。
貝殻については成長する過程で消失してしまいます。
身体は全体的に透明ですが、内臓部分は半透明で赤くなっているのが特徴的ですね!
胴体には透明な1対の翼足があり、これを羽ばたかせて泳ぎます。
この泳いでいる姿を見ていると不思議と癒やされますね 笑
クリオネの生息地・分布
北極と南極を囲む寒流域に広く分布しており、日本だと北海道の沿岸部で一年中見ることができるようです。
カナダの方でもクリオネを観察することができ、食べるものの違いのせいか緑色の内臓をしているものが見られるとのこと!
水族館でしたか見たことがないので、野生のクリオネを一度でもいいので観察してみたいですね。
クリオネの餌・食性
クリオネは可愛らしい見た目をしていますが、肉食性の生き物です。
クリオネはミジンウキマイマイという種類の貝を食べるのですが、こちらを入手することは困難なので餌を与えるのはほぼ不可能と言われています。
自然下でその貝が接近したときに頭からバッカルコーンと呼ばれる6本の触手を伸ばして捕食します。
以前この姿がグロテスクだと話題になっていましたね 笑
捕まえた後は養分を徐々に吸収するそうです。
餌を与えられないですが、クリオネは絶食状態で半年から1年は生きるのでその期間は楽しむことができます。
クリオネはペットとして飼育できる?
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クリオネはスーパーや鮮魚店でも販売されることがあるように飼育は可能です。
当たり前ですが飼育する際には海水が必要になります。
海水も1~2週間に一度交換する必要があるので、クリオネを飼育する容器以外にも別の容器に海水をストックしておくと良いですね!
クリオネを飼育する際に注意すべきなのは水温です。
クリオネは自然下では水温0~5℃の場所に棲んでいるいるので飼育する場合は冷蔵庫などで飼うことになります。
キレイなのでゆっくり観察したくなりますが、水温が高くなると死んでしまうので注意しましょう!
クリオネの販売値段はいくら?
クリオネと聞くととても貴重そうな印象を受けますが、販売されているときは1匹で約1000円と非常に安い価格で取り扱われています…
また、パチンコ店の景品として扱われていることもあるようですね。
オークションでも流通していることがあるので欲しい場合はリサーチしてみると良いでしょう!
まとめ
・クリオネは絶食状態で半年から一年程度生きることができる
・ペットとして飼育はできるが餌のミジンウキマイマイの入手が困難
・クリオネの相場は1匹約1000円程度でオークションでも流通している
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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