メンダコを知らない人は意外と少ないのではないでしょうか?
深海生物ブームでメンダコは一躍人気を博した存在ですからね!
あまりにも可愛らしい姿なので私も深海魚水族館でしばらく眺めていたことがあります。
そこで特に気がかりなのがメンダコの耳のような部位と食べられるのかです。
今回はメンダコについて深掘りしていきたいと思います。
メンダコの生態

メンダコは体長20cm程度のタコです。
普通よく見られるタコの仲間とは全く違う見た目なので印象に残りやすいですね!
放射状に足が広がっており、足の半分以上が大きな膜に覆われています。
また、吸盤が1列しかなく、深海のタコ特有の特徴として足に感覚毛という毛が多く生えています!
深海魚水族館に行った際にはよく観察してみると良いですね。
深海に生息しているためか墨袋はなくなっており、普通のタコのように墨を吐くことはできません。
水から取りあげると重力に耐えられずぺしゃんこになってしまいます!笑
メンダコの生息域
メンダコは水深200m-1000mほどの海底に生息しています。
また、日本の近海にはセイベイダコとオオメンダコという2種類がいるそうです!
メンダコのエサや食べ物
メンダコは主に海底の底生動物であるヨコエビや小さな甲殻類を食べています。
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メンダコの耳のような部位は何?
メンダコに見られる特徴的な1対の耳のような部位はヒレだそうです。
耳のように見えるからか可愛く見えますよね^^!
メンダコは泳ぐ時にこの1対のヒレをプロペラみたいに回しながら器用に泳ぎます。
これをメインに使って泳いでいるわけではなく、方向転換や姿勢維持のために使っているみたいですね。
メンダコは食べることはできるの?
メンダコはタコの仲間なので食べられるのか?
すごく気になっていたのですが、食べると非常に不味いそうです。
食べられなくはないそうですが、ほとんど水分でできてるためか味は海水そのものだと言われています。
実際に食べたことがある人がいるということに驚きました…。笑
さらにシンナーのような臭いがすることから、漁師はメンダコが網に掛かると速攻で捨てるそうです。
まとめ
・メンダコは深海生活に特化した体をし、水深200-1000mほどの海底に生息
・メンダコの可愛らしい耳は泳ぐための補助部位的な役割を持っていた
・メンダコは食べられるが不味い上にシンナー臭い
非常に特徴的なタコなので一度は深海魚水族館でメンダコは観察しておきたいですね^^!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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